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2026新春特別講演会「商学は人の世の幸いのためにある」
本学は、昭和16年に創立者である松本武雄先生が、横浜第一商業学校を設立したことに遡ります。創立時の社会情勢は、大陸では戦乱が続き、日米開戦前夜という激動の時代でした。松本先生は、こうした戦争の遠因は、世界的な不景気による各国の利害対立、荒廃した人心にあるとお考えになり、「世界の平和は、正しい商業道徳の発展にある」として、本学の建学の理念として「人の世の幸いのために尽くす」「世界に平和の虹をかける」ことを高々と掲げられました。
このように本学の商学は、自らの金儲けのためにあるのではなく、「人の世の幸いのため」にあるという高い理想を持っています。新自由主義による利益本位の経営が主流となり、商業道徳の荒廃する現代にあって、本学の商学は「世のため人のため」という崇高な目的を持った独自なものです。その創立の原点を踏まえ、現代において「横浜商科大学の商学が目指すもの」を世に問うために、産学一体のイベントとして下記の特別講演会を開催いたします。
●テーマ:「商学は、人の世の幸いのためにある」
●日 時: dafabet官网8年1月31日(土)午後2時から5時頃
●場 所: 横浜商工会議所「横浜シンポジア」
●主 催: 横浜商科大学
●プログラム構成案: 演題は仮題となります。
1)挨拶
?理事長 吉原毅 「人の世の幸いに尽くすー創立者、松本武雄先生―」
?鶴見区長 渋谷治雄様 (ビデオメッセージ)
?横浜商工会議所会頭 上野孝様 (ビデオメッセージ)
?神奈川大学理事長(湘南信用金庫相談役) 石渡卓様
2)講演1
?「横浜商科大学の総合教養教育」 学長 羽田功
?「商学を活かした社会貢献と実践的な学び」 商大生発表
?「未来を拓く、日本茶の挑戦」 株式会社茶来未 代表取締役 佐々木健様
?「ソーシャル?ウェルビーイング」 専修大学名誉教授 原田博夫様
(休憩 10分)
3)対談
?「横浜商科大学への期待」 本学評議員?寺脇研、本学評議員?古賀茂明
?「環境アセスメントとビジネス倫理」 本学評議員?原科幸彦様、前川喜平様
?「地域に貢献する信用金庫」 城南信用金庫理事長 林稔様、川崎信用金庫専務理事 鈴木和則様
4)講演2
?「社会連帯経営と労働者協同組合」 日本ワーカーズコープセンター事業団理事長 藤田徹様
?「農福連携の拓く未来」 慶應義塾大学環境情報学部特別招聘准教授 小島希世子様
?「未来を創る子供たちの教育支援活動」 NPO教育支援機構南関東理事長 岩間文孝様
?「高齢者福祉を持続可能なビジネスに」 しんきん成年後見サポート事務局長 佐藤隆美様
5)総括 小島学部長
6)挨拶 閉会挨拶 常務理事 草壁悟朗
写真撮影者: 伊東 悠介さん(商学部 経営情報学科 情報マネジメントコース 3年)